それはオスマン帝国外伝から始まった...

ムスタファとマヒデブランが難しそうな顔をして話している。 ムスタファの結婚 についてだった。 誰にとっても結婚の話は重い話だが、この場合結婚はただ個々人の関係のみではおわらず、一国の将来をも巻き込む重大な出来事だった。

いとこ同士のフーリジハンとミフリマーフ 二人は愛について会話している。 フーリジハンはミフリマーフの弟バヤズィトに恋をした。 「恋する者は炎の中に自ら突入する」というフーリジハン。 ミフリマーフはそれを真剣に聞いている様子だ。

男勝りのアイビゲはどこへいったんだろう？ 今マルコチョールのところへやってきて 自分を連れて逃げて と言うのだ。 ハレムに来たときはあんなに颯爽としていたのに、いったん恋に落ちると人はこれほどまでに変わってしまうものなのか。

オスマンはついにアイバルスの仇を見つけて捕まえたが、その時捕虜になった一人が重大なことを告げた。これからヤニスの部下サルバドルがオスマンの片腕　茶ウシュを攻撃するというのだ。オスマンはすぐに彼を助けに向かう。 だがそれは罠だった。捕虜になった男は見張りの者を叩き、逃亡した。 オスマンたちは森の中でサルバドル一向に襲われた。勇勢のように見えたオスマンたちだったが、敵の弓隊が待ち伏せしていた。彼らはみなやにいられた。それだけではない。網にもかかってしまったのだ。 オスマンたちは捕まった。 その知らせはカイの邑まで届く。皆はオスマンたちを助けようと立ち上がる。 一方エデバリの部下もオスマンたちが捕まったことをエデバリに知らせた。エデバリも彼らを助けるために何か方策を講じようとしていた。

6話 暗号時の名人・エバ博士は怪人からもらった暗号を解き明かしました。 キーワードは ヤシの木 正午 赤い線 です。

スレイマンはマトラークチュをとがめる。なぜならバヤジトについての真実を伝えかったからだ。 「私に忠誠を示すのではなくバヤジトに忠誠を示した」とスレイマンは残念がる。実はスレイマンは以前マトラークチュに密命を下していた。その答えがスレイマンの望んだものではなかったのだ。 マトラークチュはバヤジトの秘密をスレイマンに伝えなかった。スレイマンは公平さがないと言ってとがめたのだ。

史実マトラークチュ　1480年ごろ生まれる マトラークチュの半生　文はこちら   マトラークチュの説得でミフリマーフの子が助かるが ムスタファは試される　マトラークチュの秘密の仕事  結婚した日に離縁せよ　とイブラヒムに命じられ・・・ マトラークチュの細密画が現代によみがえる   マトーラクチュのお父さんが属していたテッケとは？  マルコチョールのために一肌脱ぐマトラークチュだが・・・  マトラークチュ役のファーティフ・アルさんは脚本家？

黙って去ったバラとエデバルを探しに出かけたオスマンはまず以前彼らが住んでいた市場の隠れ家へ行ってみた。そこには小柄な老人が1人だけ座っていた。 エデバリ師がいた！

【ディデム　バルチュン】（クルルシュ・オスマン）セルジャン役 1982年アンカラでうまれる。アンカラ大学言語歴史学部演劇学科を卒業。 卒業をイスタンブルのレヴェント・クルジャ劇場で演じた。 その後連続ドラマ、映画、コマーシャルに出演。 2009年ネルギル・オズトゥルクと共に自分の劇場を創設。 ブヌ　ヤパン　イキ　キシ　（これをする二人）と言うコメディーでライオン最優秀コメディ賞を受賞。 その後も劇場で活動を続け、2011年姉のオズレム　クンドラジュと共にドダ　芸術教育会社を設立した。 父はTRTテレビ局のラジオ番組で働いていた。ヌル・バルチュンは1975年日本主催の美人コンテストでトルコ代表を務めた。