ニギャールの恋は破局・・・(オスマン帝国外伝シーズン2ハイライトエピソード41から)
ニギャールは飛び降りようとするが ニギャールはバルコニーから飛び降りようとしていた。愛を貫くことのできない彼女は死を選んだのだ。 まさに飛び降りようとしたとき、二本の手が彼女を引き寄せた。 そして 「気でも狂ったのか?何をしているとおもっているんだ!」と怒鳴るイブラヒムの声がした。ニギャールは泣き続けていた。 「パシャ様、私はもうこれ以上耐えることができません」(「パシャム ベン ダヤナムヨルム アルトゥク」 「あなたと私をこの災いから救おうとしたのです」 (へム シゼ へム バナ ブ ベラーダン クルタルマック イスティヨルム ) 「私の館で自殺しようというのか? 」 とイブラヒム。 「何故私を助けたのですか?(ネデン クルタルヌズ ベニ?) どうやってここへ来たのですか?ナスル ゲルディニズ ブラヤ? あなたに書いた手紙を呼んだのですか?あなたに書いた手紙をお読みになったのですか? (スィゼ ヤズドゥウ メクツブ ム オクドゥヌズ? )」 とニギャールが言いうと、 「なんの手紙だ? 」 と言って頭が真っ白になるイブラヒム。そうなのだ、ニギャールはイブラヒムに遺言を残して死のうとしていた。 その手紙はヴァイオリンケースの中にあったが、今ハティジェの手の中にあった。ハティジェがそれをイブラヒムより先に見つけたのだ。 手紙を読むか読まなかそれが問題だ! ハティジェは手紙を手に持ち悩んでいた。読もうか読むまいか? あなたならどうする? 読む 読まない? ハティジェはどうしただろう? 先を急ごう。 イブラヒムは戻ってヴァイオリンのケースを探した。もちろんそこに手紙はなかった。 すると後ろから 「これをお探しですか?(ブヌ ム アルヨルスン?)」とハティジェが声をかける。びっくりして振り向くイブラヒム! まだハティジェは開けていなかったようだ。 ハティジェが近づいてきて 「これは何?(ネディル ブ?)」 といぶかしげにきく。 心はふるえながらも何気なさをよそおい、手紙を取りながら、 「国務にかかわることです」と言うイブラヒム。 ハティジェは 「そのために開けませんでした。ですがヴァイオリンのケースにあったところを見ると個人的なものであるはずですわ。私に説明してくれますわね」と答え