それはオスマン帝国外伝から始まった...

「どうしたの？あなた方はここで何をしているのですか」とヒュッレムがきくと、シャーは 「女奴隷たちに支払われていないお金を配っているのです」と答える。 「自分の仕事でない仕事に首を突っ込まないでください」とヒュッレムは言って、みんなのほうに向き「まだ私がハレムを統治しているのよ」と声を荒げて言う。 次のシーンで、 「これ以上いい機会はないわ。女奴隷たちが反乱を起こすわ。ヒュッレムは死ぬわ」とはハティジェが言うと、 「私はヒュッレムに死よりももっと悪いことを与えるわ」  ミフリマーフに 「敵は簡単に正体を現さないわ」と言うヒュッレム。 次のシーンで 「ヒュッレムはあなたが生きることをのぞんでいないわ」とマヒデブランがムスタファに言う。どうしたんだろう？またヒュッレムはムスタファに何かしたんだろうか？ 「私は皇子ににふさわしい兵士になりたいのです」とセリムが言う。 「私はいつでもあなたの御そばにいます」と勇気づけるリュステム。いいとこあるじゃんリュステムさんも。 戦場にムスタファからの手紙が届くがリュステムが皇帝には渡さないように画策する。 手紙には何が書いてあったのか？リュステムはそれを燃やしてしまった。やっぱリュステムはいい役が似合わない。こうでなくちゃ。手紙を燃やすリュステムは悪い人だという私私たちの期待を裏切らなかった。

「偉大な王の妻なのに、べネチアの金貸しにおかねをかりたのですか？と」シャーは問い詰める。ヒュッレムは返す言葉もない。シャーはこのことをすぐにスレイマンに話すというが・・ 「証文を必ず身に着けて持っていきますわ」とファーリイェが言うと、「わかったことはほかに道なないのね」とヒュッレムは何かを決めた様子だった。 次のシーンで馬車に乗るシャーとギュルフェムが映る。 シャーはギュルフェムに証文を見せながら、「自分の手でこれを皇帝に見せるわ」と話している。 次のシーンで、「シャースルタンはエディルネに到着しないだろう」 と言っているヒュッレムがいる。 次の瞬間狼藉者がシャーの馬車を襲う。 「皇女様」と驚くギュルフェム。すると強盗がシャーに証文はどこかと聞く。 やはりヒュッレムが金を借りた証拠の証文を取り戻すために襲わせたのだろうか、それともまた罠なのか？

スレイマンの攻撃の合図とともに大砲がうたれた。 ブダの王・ラヨシュは結婚祝いの食事についていたところだった。不意を襲われ一生懸命逃げる敵たち。 結婚したばかりの男性は殺され、その花嫁は目の前でそれを見てしまう。殺したのはスレイマンだった。ラヨシュはなんとか逃げ出す。 次のシーンで、ダイェが「身ごもっています」というが、誰のことだろう？ ヒュッレムそれともマヒデブラン？ 次のシーンでマヒデブランが倒れる。 そして次のシーンではギュルニハルが驚き手に口をあてる。 ヒュッレムは「スレイマン、あなたのため死ぬわ」という。 次にシーンでギュルシャーが「多く飲むと死ぬそうです。血管が破裂するとか・・・それをきいてマヒデブランは深く考え込んで何かを見つめていた。

バヤズィットを心配しているヒュッレム。行方不明になったのだ。そこへスンビュルがはいって来て、「皇子さまたちは、勉強に行くと言って庭に出られたようです。そこでハサンとあったようです。」 「ハサンは誰？」 「皇子さまのおつきの者です。小さいうちから彼を皇子は大好きのようでした。彼も行方不明です。皇子さまとご一緒のようです」とスンビュルが続けると、変わいいいジハンギルが 「お母様」と声をかける。 「心配し兄でお兄さんは戻ってくるから」とヒュッレムが言うとジハンギルは 「ですがお母さま」とはなし続ける。すると「ジハンギルを中に連れて行って」と付き人に言うヒュッレム。今ヒュッレムは心配しすぎてジハンギルが目に入らなかった。 そこへメルジャンが皇太子の服を持って入ってくる。「教室の箱に隠しておいたようです。」と伝える。 「連れていかれれようとするジハンギルは、声を振り絞って「おかあさん！」と叫んだ。するとヒュッレムは耐えかねて「ジハンギルお前に名架け行くようにと言ったでしょう」と大声で怒鳴る。 するとジハンギルは「お母さま　僕はお兄ちゃんの居場所を知っています」と今度ははっきりと言った。 驚くヒュッレム。みんなは一斉にジハンギルを見つめる。 ヒュッレムは兄「はどこなの」とジハンギルにきくが、ジハンギルは「でも怒らないでね」と言ってなかなか言い出さない。たまりかねたヒュッレムは「ジハンギル！」と我慢できずにまたどなる。 下を向くジハンギルｋヒュッレムは、気を落ち着けて手をジハンギルの膝の上に置き「ＯＫＯＫ、怒らないわ」と気を鎮めてやさしく言うと、 ジハンギルは「約束だよ」と念を押す。 「約束するわ、さあ教えてちょうだい」 と聞くと、今度はジハンギルが 「戦争に行ったよ」と答えた。 ヒュッレムは 「予想すべきだったわ、すぐ皇太子を連れてきなさい」とメルジャンにきつく命じる。走り出すメルジャンとスンビュル。 子供と言うものは本当になかなか話さないものだ。特に兄と約束したことを親がいくら聞いても答えることはしない。やきもきするヒュッレム。彼女のの気持ちがよくわかる。ほんとに 子供をせっとくするって難しい ～～～

ミヒリマーフが頭のマッサージをしてもらっていると、彼女の部屋に女奴隷がやってきて 「マルコチョーさまがあなたに書いた手紙が見つけられた。女奴隷たちがそれを見ている」 伝えると、ミヒリマーフは途方に暮れる。 女奴隷たちは手紙を楽しんでいる。 その手紙にはマルコチョールは 「手紙を誰が代わりに書いたかわからないが、その文は正しいです。 私はいと高き皇帝とオスマン家に忠誠心で結びついている一人の兵士です。いままでもそうでしたし、これからもそのように生きます。 私は他に何も望むものはありません。 どうかお許しください。マルコチョールより」 と書いた。 そこまで言うところまで読み上げると、ミフリマーフがやってくる。 振り向くとミフリマーフがいるので女奴隷は驚く。みんなの前を通り過ぎるミフリマーフ。そして 「手紙を誰が渡したのか」 と厳しく読み上げた奴隷に問い詰める。 「皇女様、誓って申し上げますが、何も存じません。ここで初めて見つけたのです。私の寝床に置いたようです」 すると 「エスメハンね」 と言って頷くミフリマーフ。 そうなのだ、これはエスメハンの仕業だった。ミフリマーフは窮地に立たされた。

ここは戦場だ。白い馬に乗ってスレイマンがやってくる。どうやら橋の視察に来たようだ。 橋の完成をみると、

後の建築家スィナンはスレイマンと橋づくりについて話している。 「思いついたことは何でもねがえ、かなえるぞ」とスレイマンはいう。

遠征に参加したバヤズィトだったが、上官に話しかけれる。その言い方が高圧的だったため我慢できずに殴ってしまう。喧嘩になる。そこへスリムが通りかかり、バヤズィトを見つけてしまう。 驚くセリム。 「どうしてここへ来たんだ。皇帝であるババがおこるのを知らないのか？」というとバヤズィトは 「かまうな」 と言う。 「なんだと、かまうなとは、さあすぐ私と一緒に来るんだ」 振り切るバヤズィトだったが、一緒に行かざるを得ない。さてバヤズィトはどうなるんだろう？

父方はアルバニア系、母方は中部アナトリアのカラマン出身で農民の娘ズュベイデ。 父親アリルザは1871年から始まったロシア戦争で注意として戦った。サロニカで税関職員を務めていたが後に木材商になった。1881年生まれた。兄弟は５人。名はハティメ　、オメル、　アフメット、ナージイェ、マクブレ。4人は幼少のころに亡くなり、マクブレは4歳年上のムスタファ・ケマルについての「兄のアタテュルク」（Büyük Kardeşim Atatürk ）」「私の兄ムスタファ・ケマル」（Ağabeyim Mustafa Kemal ）」という著作を残している。政治家でもある。 ムスタファ・ケマルが小学校に通う時が来る。だが両親の意見は分かれた。母は近所のメクテベに、父は西洋式教育をする私立シェムスィ・エフェンディ学校に行かせたかった。ここははじめの数日間は近所の学校へ、それから私立校へ転向した。ムスタファ・マルはこの父の決定に感謝していた。 しかし1888年父がなくなると、母の義兄弟の住むラプラ農場で生活することになった。彼はしばらく農場の仕事を手伝うが、母の計らいでサロニカへ戻り学校を終了した。この間に母は税務職員のラーグプと結婚した。中学校はサロニカ幼年兵学校（Selânik Mülkiye Rüştiyesi）、1893年陸軍士官学校（Selânik Askerî Rüştiyesi）に入学。1902年歩兵少尉として卒業し、陸軍大学に進む。参謀大尉として卒業しダマスカス第5軍に配属された。