ヴァーヒデ ペルチン主演ドラマ Aldatmak(欺き)6話 タリクと娘オイルムとイェシムが食事するが、

オイルムに裏切られたと思う母ギュジデ

オルタムの伝言をララはカーンに伝えたが、彼は信じなかった。そしてオザンを襲わせた。もし車を渡さなければ次はもっとひどいことになるといった。オザンは瀕死の状態で電話をかけた。

いつもオルタムに電話するのだが。今回は違った。母にだった。だが電話は途中で切れてしまった。オザンの力が尽きたのだ。

頭に血が上り冷静さを失ったギュジデはとっさに弁護士でもある夫タリクに電話したが、出なかった。彼は内縁の妻と食事中だった。

ギュジデは慌てていたので、タリクと内縁の妻イェシムの住む家を訪れた。そしてオザンのことを伝えようとしたが、彼女がそこでみたものはさらに彼女を悲しませ怒らせた。

中に押し入ったギュジデは娘オイルムの膝の上にイェシムの娘が座っているのを見たのだった。



ギュジデの頭の中は真っ白になった。なぜそこに娘のオイルムが?それも仲良く食事をしているなんて!彼女には理解できなかった。そう思うのも無理はない。

つい先日父親に内縁の妻と娘がいることを知ったオイルムは父を拒否していたし、まだ離婚が成立していない状態でオイルムとイェシムたちが夕食を取るのは普通は考えられない。

オイルムももちろん悩んだ。ここへ来ることは母絵の裏切りでもあるからだ。だがオイルムはきた。それは父親がニューヨーク行きの航空券と、その後の生活の援助をする代わりに夕食へ来るようにと頼まれたからだった。

彼女は結局断れず母を裏切った形になってしまった。それもオザンが襲われ行方不明という困難な状況の中で母ギュジデは知ることになったのだ。

ギュジデのショックは大きすぎた。

彼女の性格では娘の話を聞くことも、もちろん許すこともできないだろう。

案の定できなかった。ギュジデはオイルムを家から追い出した。翌日家にオイルムが荷物を取りに来た時も、ギュジデは娘を家の中には入れなかった。外で待たせ自分が娘の荷物を詰め始めた。

彼女はぶつぶついいながら荷物をまとめるというよりは放り投げるように集めた。

ところが彼女の引き出しにはニューヨーク行の切符が隠されたあったのだ。なぜこんなところに隠すのかよくわからないが、ともかくギュジデはそれを見つめた。

オイルムはヨーロッパの医学大学へ留学するはずなのに、なぜニューヨークなのか?切符を見た瞬間今までオイルムのつじつまの合わない行動をジグゾパズルの最後の一片をはめた時のように明らかに一瞬にして理解した。

オイルムは嘘をついている・・・

この時のギュジデのショックは想像もつかないが、なぜギュジデにばかり嘘の上に嘘、そのまた上に嘘といった不運が押し寄せてくるんだろうか?

オイルムがヒドいんだろうか?

襲われたオザンも嘘ばかりついている。コインでお金を吸ったことや会社を辞めたことを母親は知らないのだ。

オザンが悪いんだろうか?

不運続きのギュジデだが、これらはギュジデ自身が招いた部分もあると思う。今まで子供の話に耳を傾けてこなかったつけが一気に噴火したのだ。ギュジデの子供たちは自分のやりたいことを知るためには嘘という手段を用いるほかなかった。噓をつくのはもちろん悪いことかもしれないが、嘘をつかせやすい状況を作る側にも非があるのかもしれないとも思う。

これからギュジデは子供たちとどう付き合っていくのだろうか?オイルムとは仲たがいしたままなのか?オザンの嘘はいつばれるのか?その前にオザンをさがさなければ!

父から金をもらう

オザンは今どこにいるのだろうか?

オザンはトルガの助けで見つかった。彼が意識不明のオザンを発見した。病院へ運ばれ意識を取り戻したオザンは嘘をついた。カーンにやられたことは言わず、車を買いに10万ドルもって出かけたところ暴漢に襲われたといった。

タリクは10万ドルをオザンに渡した。金欠で難儀していた彼は、闇金に利息分だけはらい、残りは生活費に充てた。オザンは仕事もないので、食べるのもままならない状況だった。そんなこととは知らないタリクはオザンの話を信じ、とられたと思われた分だけ子供に渡したのだ。

どこもここもだましたりだまされたりばかりで、とても悲しくなるが、オザンには嘘のほかほかに方法は見つからなかった。

ギュジデはこのこともなにもしらない。オザンが父のタリクからお金をもらったことを知ったら、どうなるのだろうか?

キャスト

ギュジデ:ヴァーヒデ・ペルチン

家族思いの家庭裁判所判事でありながら、時に冷淡で、厳格で、自分を決して曲げない。自宅でも裁判所とおなじような権力を握っている。タリクと結婚して 30 年になるギュジデだが、家族に対してほとんど譲歩もせず、自分は正しい道を知っていると信じている。オイラムとオザンという子供がいる。ところがある日偶然に、家族と彼らの人生について知っていると思っていたことが、幻影であることを知り、打ちのめされる。


セザイ:エルジャン・ケサル

セザイは、ネヴシェヒルとアンカラに法律事務所を持つ非常に成功した弁護士。彼は妻とは別居している。詩人で文学愛好家であり、2 人の子供の父親。ギュジデとタリクの学校の友達。当時、3人は強い絆で結ばれていたが、ギュジデでとタリクが交際を始めたのがきっかけで疎遠になる。30年後、ギュジデと再会し、彼の人生の新しいページが開かれる。


タリク:ムスタファ・ウールル

ギュジデの夫成功したカリスマ的な弁護士。自分の法律事務所がある。ギュジデの間にこれといった題はないが長い結婚生活に疲れている。何年もの間、重大な秘密を隠している。秘密が明らかになり、彼の人生は一変する。


オザン:ユスフ・チム

タリクとギュジデの息子。誘惑に弱い若い土木技師。働きすぎに不満を持っており、できるだけ早く金持ちになり、贅沢な生活を送りたいと思っている。彼が望む人生を簡単な方法で得ようとするため、大きな問題を抱えることになる。



オイルム:フェイザ・セヴィル・ギュンギョル(創始者Osmanでヘラ役を演じた)

ギュジデとタリクの美しく聡明な娘。母親の強い希望で医学部に入学したが、彼女の最大の夢は世界的に有名なダンサーになること。秘密裏にその夢をかなえようとするが計画は思うようにいかない。交通事故を起こし殺人のぬれぎぬを・・・



アルタン:セムベンデル

タリクの親友であり、クライアントでありメンター。建設会社を経営する非常に裕福なビジネスマン。困っている人を違法行為で利用することをためらわない。裏組織とかかわりがあり、一見困難な問題も簡単に解決する。この人なしにドラマの展開は難しい。



トルガ:ジャネル・シャヒン

アルタンの息子、ハンサムな新世代のビジネスマン。セキュリティ ソフトウェアの専門家であり、ユニコーン企業を所有。たくさんのお金を稼ぎ、よく使い、とても良い生活を送っている。恋愛は安定していない。だが真の愛と出会い、人生は全く違う方向へ・・・



イェシム:アセナ・ギリシュケン

彼女は高校を中退し、アンタルヤ出身の温かみのある家政婦。オイクという名前の 5 歳の娘がいる。自分の人生が嘘で織り込まれていることに気づかない。そのため、幸せで秩序ある生活に満足していたが、偽夫の嘘が明るみになり絶望の谷へ突き落される。


ウミット:セム・スルギット

ギュジデ の兄弟。化学者。陽気だが仕事がないため妻が出ていく。娘がいる。ギュジデは彼にとって姉妹ではなく母親のような存在。




ナザン:メルテム・バイトク

ギュジデの大学時代の親友。ギュジデと同じ判事。ギュジデとは相談しあう仲で、ギュジデの家族みたいな人。未婚。オザンとオイラムには叔母のような存在。

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