ひろと(洸人)の弟と甥っ子を見つめる目 「ライオンの隠れ家」netflix 日本ドラマ 1話から5話まで
洸人は市役所に努める.
弟と二人暮らし。近くには元食堂を開いていた面倒見の良いおじさんがいる。二人はそのおじさんの家によく食事をしに行く。
平穏な?生活の中に、行方不明の甥と思われ自称ライオンがやってきた。
てんてこ舞いしながらも性格の良いひろとはライオンの面倒を見始めた。
テレビのニュースでどうやら甥っ子だとわかり、姉を探しに行き、姉の夫と思われる人に会う。
この夫はどうやらDVをライオンにしていたようで、姉はそこからにげだした。そしてライオンを守るために自分が死んだふりをし、夫から息子を守ろうとしていた。そんななか姉が生きていることを週刊誌の記者が突き止められ、姉は今いる場所で働けなくなる。
ちょうど給料をもらえるところだったのに、何の現金もなくお店の人の財布を取って逃げ出し、窃盗容疑で追いかけられていた。
姉はついにひろとに連絡し、遊園地で再会することになった。
まさにライオンが母親を見つけ喜んで彼女に’走っていこうとする時、母親は逮捕されてしまう。
今週の金曜日にはどうやら母親は自分がライオンを殺したと自供するようだ。
もともと夫からライオンを守るために逃げ出して、いろんな工作をしてきた。
手に詰まった母親はライオンのためにとっさの嘘をついてしまうのだろう。
そうまでして夫からライオンを守ろうとする母親が哀れだ。
お話はこんな感じでなんだかシリアスに聞こえるかもしれないが、実はほんわかした気持ちなる場面もたくさんある。
近所のおじさんもやさしいし、なによりもひろとの弟と甥っ子のライオンを見つめる目は、すばらしい。
あんなあたたかい目で物事(人も含めて)をみられる人は、本当に幸せな人だろうと強く感じた。
ひろと見つめられている二人だけでなく、なんだかこっちまですごくほっとした気持になる。
世の中に紘人のような人が増えるといいなあ・・・