ヴァーヒデ ペルチン主演 トルコドラマ Aldatmak(欺き)4話 カギは大使館の妻の部下
オイルムはまた拘束された。 そこでギュジデはオイルムをさばいた裁判官に会い、大使館と裁判官の関係をにおわせた。 危険だと感じた裁判官は、オイルムの拘束を解いたためオイルムは裁判まで自由に動けるようになった。 そうして最終の裁判の日まで戦いが始まった。 オイルムの無実が確定する確実な証拠をセザイが見つけた。セザイは弁護士で詩人でもあり、ギュジデ達の大学の同級生だった。 セザイは不当な拘束の裏にはある人物が隠れていることを発見した。その人物は今は大使館で働いていた。以前にも同じような事件が起こり、その時も彼がかかわっていた。今回の事件を完璧に闇に片づけたのは大使の妻の直属の部下だった。事故を起こしたのは大使の息子だ。 大使の妻は権力をかさに着てなんでも好き放題に事を運ぶことができると思っている。いや、実際に何でもできている。息子の起こした殺人事件ももみ消せるのだ。 ところがセザイは大使の妻の部下の弱みを見つけた。 彼は裏組織に追われている身の上なのだ。以前組織を裏切った。もし捕まれば、死が待っている。ギュジデは裏組織に通じているアルタンを訪れた。アルタンはギュジデの夫のタリクの友人でトルガの父だ。 そしてアルタンは彼を捕まえ、証言するか裏組織に命を取られるかを選ばせた。 もちろん結果は命だ。 そして迎えた裁判だったが大使の妻は上手だった。彼女が何かしたのだ。その日男は裁判に現れず、オイルムは有罪となってしまった。 その時母ギュジデは裁判官に条件反射的に不平の声を上げた。大使館から裁判官がわいろをもらったと大声で騒ぎ始めたのだ。 裁判官を侮辱した罪で母ギュジデは拘束されてしまった。 なんとまあ! もはや何が何だかわからない! 娘も母も共にとらえられるなんてこと考えてもみなかったが、ギュジデは裁判官でもある。起こりうるかもしれない。トルコでは自分の意見をかなりはっきり言う文化があるし、一人の母としても動転したときはわめくかもしれない。 こうして 母のギュジデも警察の留置場で過ごす羽目になった。 二人はどうなっちゃうんだろう? キャスト ギュジデ:ヴァーヒデ・ペ。チン 家族思いの家庭裁判所判事でありながら、時に冷淡で、厳格で、自分を決して曲げない。自宅でも裁判所とおなじような権力を握っている。タリクと結婚して 30 年になるギュジデだが、家族に対してほとんど譲歩もせず、自分は