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新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の7話後半 目覚めるアナスタシア

アナスタスィアは海に投げ込まれたがギョルゲに助けられ、今は宮殿に戻り眠っている。彼女は手当てを受けたが目が覚めなかった。ギョルゲは何が起こったかを手話でみんなに知らせようとするが、犯人を遠くから見ただけでわからないという。 だがアナスタスィアを救ってくれたので、アフメト皇帝は彼女に感謝する。 レイハン宦官はひやひやしながら事の次第を見守っていたが、アナスタスィアはついに気が付く。彼女は目を開け、何も覚えていないという。ほんとに彼女は覚えていないのだろうか? 彼女はすべて覚えていたが怖くて言い出せなかったのだ。皇帝はギョルゲから聞いた通り彼女が逃げ出そうとして宦官に見つかり、海に捨てられたと思っている。 そこでかの女に本当に逃げ出したかったのかを尋ねるが、彼女はそうだと答える。だが犯人は言わなかった。いや言えなかったのだ。なぜならそばに犯人の宦官がいるからだ。 皇帝はその宦官にアナスタスィアのことを任せる。もし彼女が逃げたらその宦官の首は飛ぶことになった。宦官は苦しい立場に置かれた。 アナスタスィアは女奴隷たちの部屋に戻るがそこにはギョルゲの姿もあった。彼女はすぐギョルゲに近寄りお礼を言う。そして「すべてを覚えているのよ」と打ち明ける。犯人のを教えようとしたその時犯人の宦官がやって来たので、彼女は言わずに自分のベッドに戻った。 しばらくして夜中に皇帝から来るようにと呼び出しがあった。彼女は恐る恐る皇帝の部屋に向かうが、そこに待っていたのは犯人の宦官だった。皇帝は正義の塔にいるので「一緒にこい」と言うが、彼女は信じない。また彼女を襲うだろうと考えたが、逃げ出すことはできなかった。 仕方がなくゆっくりと階段を上るとそこには皇帝が待っていた。宦官の言ったことは本当だったのだ。罠ではなかった。よかった! 皇帝を見て、安心した彼女は、アフメドと呼びかける。アフメド皇帝はいつも彼女にはやさしく紳士的だ、彼女に「ただ会いたかっただけだ」と伝えると、彼女も嬉しそうだった。 そして二人は正義の塔からイスタンブルの街を眺める。皇帝は言う。イスタンブルを見てみよう。あなたは気にいるかもしれない、もし気に入ればあここはあなたの家になるだろう」と。 皇帝は急ぐことなくアナスタスィアを説得し続けている。アナスタスィアは皇帝と一緒に生きることを決めるのだろ

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の7話前半 

ちょうど袋の破れかけたところから彼女は逃げ出すことができたが、水面まではなりの距離があった。 水もたくさん飲んでいる様子なのでとても彼女は助かりそうもなかった。ちょうどその時水面の上の空から彼女の父親が手を伸ばし「あきらめないで」と懸命に励ますのが彼女には見えた。彼女は父親の手をつかもうと一生懸命はいあがる。 そしてその手をしっかりと握った。彼女は救われた。手を差し伸べたのは誰だろう?もちろん彼女の父親ではない。口のきけない女宦官のギョルゲだった。なんだかいつも彼女がアナスタスィアを助けるみたいだが、今回も彼女によってアナスタスィアは命拾いした。 アフメト皇帝はアナスタスィアが大変なことになっているとも知らず、自分の直面する難題に取り組んでいた。 給与を払われないイェニチェリが宮殿に押し寄せてきたのだ。彼らは給与が遅延していることに怒り反乱を起そうとしていたのだ。宮殿の門はどんどんと叩かれついに門の杭は折れた。イエニチェリたちは宮殿の中庭に入り、皇帝を出せと大声で要求する。 アフメト皇帝はこの窮地を乗り越えるために何もすることができなかったが、祖母の母后がお金をはらってげるという。その代わりエスキサライに行かせないでくれと取引を持ちかける。彼は断った。 そのため皇帝は給与を払うか皇帝の座か退くかという事態になった。もちろんエジプト医からの金はまだ届いていないしお金を持っている母后の提案もけった皇帝は逃げ道がなかった。稲にチェリたちも何度か説得する人の話を押し切りさらに奥へ突っ込もうとした。 それを止めるために皇帝の家来たちが争い、流血沙汰になるところへ一人の白い衣装を真l取った男が現れた。手には杖を持っている。 彼はイエニチェリの真ん中を通り、先頭のとlころまでゆっくりと歩く。そして、振り向きイエニチェリたちを説得すると、みんなは戻っていった。皇帝は危機一髪で救われた。 アナスタスィアはどうなったのだろうか?彼女はギョルゲに宮殿まで担がれてきた。そしてベッドに寝かされ手当てを受けるが、まだ意識が戻らない。 彼女のそばに誰もいなくなるとあの宦官が入ってきて、枕を彼女の顔に押し付けようとした瞬間皇帝が入ってくる。またもやアナスタスィアは助かった。 宦官は少し慌てていた様子だったが、皇帝はそれに全く気付かなかった。皇帝はその宦官を心から信頼していたのだ

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の6話 ジャスミンの香りは天国の香り?

ファーリィエは母后の娘、皇帝の叔母にあたる。庭で彼女は皇帝に母后のことを話す。彼女は母后をエスキサライに行かせることはよくないと説得したが、皇帝は考えを変えなかった。 そこへギライ兄弟がやってくる。メフメト・ギライはファフリイェと初めて会ったようなふりをしていたが、実は二人は知り合いだった。秘密に手紙のやり取りをしていた。そうなのだ、その手紙は恋文だった。 一方シャーヒン・ギライはライオンをはく製にして贈るといい、さらにムスタファ皇子をどうするのかを聞くが皇帝が答えないと、シャーヒンはモンゴルのことわざを皇帝に伝えた。 それは「動き出した石は元の場所には戻らない」ということだった。シャーヒンはどうもムスタファを生かしておかないほうが良いと考えているようだ。 牢では母ハリメはムスタファに面会することができた。きっと見張りの者が慈悲をかけたのだろう。母はムスタファの好きな栗をもってムスタファのところへやってくきたが面会時間はとても短い時間だった。  皇帝は「今夜、このしごとは終えよ」と命じた。ムスタファはやはり命を奪われてしまうのだろうか? ろうに入れられたアナスタスィアはネズミに驚き悲鳴を上げる。そろそろたいまつの火も消えかかってきた。火が消えないようドレスの裾を破いて火にくべるが、彼女はついに倒れてしまう。 天井を見上げながら故郷の夜空を思い出すアナスタスィア。「手紙を書きましたがそれが届くように祈ります。彼らは私をイスタンブルに連れてきて、かごの中に閉じ込めた。私の唯一の願いはあなた方のところへ戻ることです。」 と彼女はもうろうとした意識の中で家族のこと、島のこと、オリーブの木のこと、そしてジャスミンの香りを思い出していた。 「もし望みがかなわなければ死の救いとなるでしょう」と彼女は思った。 そして夜空の向こうには光が見え、ナスィアという声が聞こえてくる。 彼女は気が付くとそこは牢の中ではなかった。彼女は「死んだと思ったわ。そしてジャスミンの香りが漂う天国に行ったとおもったの」 皇帝は「君のためにもってきたんだよ」 吐ジャスミンの苗木を彼女に見せた。 ほっとしたアナスタスィア。そこで急に雷が鳴る。そしてエザーンの声も聞こえてくる。すると皇帝は兄の亡霊を見る。 「兄が絶対弟を殺さない」と誓った時のことを思い出し、皇帝は

今秋 ブラック・オズチヴィット(マルコチョール役)がオスマンガーズィを演じる!オスマンって誰?

オスマン帝国外伝 シーズン2とシーズン3の後半でマルコチョール役を熱演したブラックオズチヴィットさんはこの秋10月か11月から始まるDiriliş Osman(ディリリシュ オスマン)と言うドラマで主役のオスマン ベイを演じます。ところでオスマンって誰なんでしょうか? 彼は実はオスマン帝国外伝のスレイマンの先祖です。(今あらすじをお送りしている続オスマン帝国外伝 キョセム)に出ているアフメト皇帝の祖先でもあります。 オスマンベイは今どこにいるかというと、それイスタンブルからバスで3時間ぐらいのところにあるブルサと言うまちにいます。オスマン帝国は実はブルサとは関係のとても深い地域なんです。オスマン家が帝国になる前の一番苦しかった時代の歴史がブルサにはいっぱい詰まっています。オスマンベイのお墓はブルサにあるんです。 オスマンベイその息子のオルハンベイはほんとにすごい方々で、たとえば皆さんはオスマンベイもドラマに出てくるような壮麗で豪華な生活を送ったとのではと思われるのではないでしょうか?ところがオスマンベイは多くの戦いで勝利し、最後にはブルサ包囲戦の途中に逝去されました。が、その時彼が持っていたものは 乗馬のための服(sırtlak tekelesi)  馬の横にぶら下がっている袋(yancığı ) 塩入れの中の塩、 スプーン入れとスプーン、ブーツ、 数頭の馬、 荷物を引っ張るための 二頭組牡牛が数セット(çift öküzü ) そして数頭の羊 しか残っていませんでした。 彼はこれしか持たずに目の前にブルサを見つめながらこの世を去りました。ブルサ包囲しているときに亡くなったのです。ではなぜオスマン・ガーズィーのお墓がブルサにあるかというと、彼の次男のオルハン・ガーズィーが父の夢を果たし彼をその地に埋めたのでした。 というわけでこれからオスマン・ガーズィーの夢であるl他ブルサとそこにあるお墓についてお知らせしていきたいと思います。お楽しみに! もちろんイスタンブルに都が移っても、ブルサは歴史の舞台にしばしば現れます。例えばオスマン帝国外伝に出てくるスレイマン大帝の息子ムスタファとその母マヒデブランにもゆかりの深い地になっています。 ブルサには私たちになじみの深いマヒデブランとその息子・ムスタファ皇子のお墓もあるんです。 マヒデブラン

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ 5話後半 あらすじ アナスタシアの複雑な気持ち

イエニチェリの訓練所では 朝早くから、みんながレスリングや剣の使い方の練習に熱心だ。入隊したての者たちは、朝起こされる。一人ハサンが目を覚ませなかった。すると水をぶっかけられる。驚いて起きるハサン。 エスケンデルはその部屋の長に任命され、これからはみんなを起こす係になった。   支度をして新兵たちは見学する。にわにでると長が「一番大切な訓練から始めるぞ」と言い、みんなを率いて台所に入る。新兵たちは剣の使い方でも教えてもられるかと期待していたが、彼らの初の訓練は 玉ねぎをむくこと だった。不平を言った者もいるが、イェニチェリの訓練は料理作りから始まるのだった。   台所には大きなんハジ ベクタシィ ヴェリーHaji Bektash Veli ーから贈られたという大きな鍋が飾られていた。 一方イスタンブルの宮殿では アフメトがベッドから起き上がり、バルコニーに出て遠くを眺める。それに気づいたマフフィルズも立ち上がり、広い布のかかった絵を見つける。中をのぞくとそこにはアナスタスィアの絵があった。  それを見たアフメトは気分を害し彼女に出ていくように言う。アフメトの心はアナスタスィアへ思いでいっぱいだったのだ。 彼女は夜中に女奴隷たちの部屋へ戻り、泣き続けた。それをアナスタスィアは複雑な気持ちで見ていた。 翌朝ジェンネトがみんなを起こしに来るとマフフィルズはジェンネトにお祝いの食べ物をみんなに配るように言うと、ジェンネトは「調子に乗らないように」と答える。 その日のことだった。 マフフィルズが一人部屋に移る準備をしている。向かいに座っていたアナスタスィアに「ちょっと来て運ぶのを手伝うように」と言うと彼女は断る。   するとマフフィルズは彼女にさらに強要したが、アナスタスィアは手伝わないと断固主張した。言い合いになるうちにアナスタスィアは皇帝が無慈悲で弟を捕まえたので好きではないといってしまう。次の瞬間、彼女の頬に平手が飛んできた。こうして2人は取っ組み合いのけんかを始める。 止めに入った女官と宦官たち。二人はハンダン・スルタンの前に連れていかれる。マフフィルズの言い訳にアフメトの母は耳を傾ける。 そしてアナスタスィアは皇帝を侮辱したという罪で彼女は暗いろうに入れられてしまう。

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ 5話前半 あらすじ シーズン1  ムスタファ皇子見つかる!フェトワーは?

牢に弟を閉じ込めた後。イスラム長老あてに手紙を出すが返事は弟ムスタファをオスマン家のために助けよとのことだった。 これには裏で母后が関係していた。母后はもし今の皇帝アフメトが何らかの形で亡くなった場合オスマン帝国の血が途絶えることを危惧して、イスラム長老に贈り物を渡しながら、ムスタファを助けるフェトワーを出すように頼んだのだった。 しかし彼女の使いがイスラム長老のところに行った時、すれ違いにアフメトの手の者がやってきてその様子を偶然見てしまった。 彼はそのことをアフメトに伝えると、アフメトは怒り、イスラム長老を訪れる。そして手紙の内容を撤回し、ムスタファの命を取る内容に書き直すよう命じた。 彼はそうするか、職を辞するかどちらかだった。アフメトとは強硬な態度だった。なんだか皇帝らしくなって来た。 さらに母后の行動が許せなかったアフメトは母后をエスキサライを送ることを命じた。(あれ?もう母后がいなくなるの?) 母后はハリメの元を訪ねる、ハリメは助けを請う。母后の一番下の子供は全皇帝が皇位についたとき殺された19人の兄弟の一人だったそうだ。(史実では明らかではない。 サフィイエ・スルタンの子供はメフメト3世、アイシェスルタン、ファトマスルタンの3人) ところでアナスタスィアとアフメト皇帝の中はどうなったのだろう? アナスタスィアは「家に戻してほしい」頼むがアフメトは「ここがあなたの家だ」といい帰すつもりはなかった。 ただ彼女が自分を好きになるまで后にすることは待つといった。なんだかアナスタスィアもアフメトに好意を持ち始めたようだ。   そうこうしているうちにアフメトの母がアナスタスィアを呼び、息子が好きな人がどんな人か見極めようとしていた。アフメトの母・ハンダンは彼女を気に入らなかった。そこで違う女性をアフメトのもとに送る。 アフメトはアナスタスィアを愛しているといっているのに、その女性と一夜を共に過ごす。   アナスタスィアをそれを聞いて微妙な気持ちになる。 本人はそれが嫉妬だとは気づかなかいようだ。彼女の胸にはアフメトにもらった自分の故郷の地図が大事にしまわれてあった。彼女は今家に戻ることを強く望んでいたのでアフメトへの気持ちを抑えたいたのだ。

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の4話後半 ムスタファ皇子 ギライに発見される

エディルネではイエニチェリの訓練校で、長が演説する。 「世界は2つに分けられる。イエチェリであるものとそうでないものだ。そしてここはイェニチェリの家だ。あなた方の家、家族、母と父はあの扉の向こうに残された。これからあなた方の家はこの場所だ。・・・」と彼らの団結を図ろうとする。 訓練校で、 第一の訓練は走る(コシュマク)こと!だそうだ。 そしてみんなはしりだす。アンドレも早かったが、おしてきたものがいたので彼は倒れた。 一位になったものが「俺が勝った」と声を張り上げると、アンドレは「あなたはごまかしをした」といいけんかになる。 止める長。そして倒れたアンドレが一番に選ばれた。それはアンドレが倒れる瞬間ゴールに帽子を投げたからだ。長は最初にゴールを帽子が通過した者が一番だと言っていた。だがそれに文句を言ったダウドに、「知性が一番大事なんだ」と長は答える。 そして部屋に入るアンドレ達。 長たちは皇帝のこととムスタファのことを話していた。 アフメトのところへデルヴィシュが占い師をつれてきた。 アフメトは「ハリメスルタンがどこか、弟をどこに隠しているのか?と尋ねると占い師はアフメトによろうとして止められる。 すると 「聖なるあなたの手をつかむことをお許しください。」といい手をさする占い師。 「影が見えます、皇帝様。その女性の上には真っ黒い雲が覆っています。ですが皇子はもどるでしょう。この玉座に座るために戻るでしょう。」 それを聞いたアフメトの顔をしかめる。 ハリメは隠れ家から明日の朝どこかへ出発する様子だ。ムダンヤへ行くとのことだった。だがムスタファは宮殿に戻りたかった。 ハレムでは母后にアナスタスィアが会いに来る。そしてあの夜のことを聞かれたが、「話した後、寝りました。」 と答える。 「あなたは以前ベネディクトのソフィアでした。そしてサフィエ スルタンとなりました。家族のことを忘れたのですか?さびしくないのですか 」とつづけると、 「運命を信じたのよ。ベネディクト出身のサフィエには帝国の皇后になる運命があたえられていたのね。 」 「ここで少女たちはお父さんやおかあさんのことをおもいださません。彼女たちは自由とは何かを知りません。でもあたしは知っています。どうやってわすれろというの?私を家に戻してください。 」 「鳥

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ 4話前半(シーズン1) あらすじ ムスタファ皇子をさがせ!

入れ替わりにハンダンが来る。 ハリメとムスタファが逃げたと伝える。すると彼らの捜索が始まり、デルヴィシュが情報を懸命に集める。 アナスタスィアは彼女たちが秘密の通路から逃げ出すことを見た。 さて彼女は話すだろうか? 尋問され、彼女は正直に話したが、「嘘をついたら命がないぞ」 と宦官に脅かされ唾をのむ。  イスマイルが馬に乗ってムスタファ皇子を引き取りに来た。彼はムスタファを玉座につけ帝国を統治しようという夢を持った。   メフメト・ギライは宝石をさがしている。誰かへの贈り物だ。するとそこへデルヴィシュたちが捜索に来るが、なかなかハリメが見つからない。 それを見たメフメトがそのことをシャーヒンに話すと、シャーヒンは「彼らを探そう」と言い出す。そうすればメフメトがクリミアハンになれるかもしれないという。 もしそうなったとしても、「なぜ自分なのか」と尋ねると 「私には違う夢がある、まったく違った夢が…」とこわ~~~い目つきでメフメトを見て、 「時が来たらあなたは知るだろう」とつけ加える。 もしかして彼は皇位を奪おうとしているのかもしれない。 母后も別の者に探すように命じる。家来は 「探し出したらすぐに皇帝がムスタファ皇子を殺すだろう」というと「それはいい、まず探しなさい」という。 エディルネのイェニチェリの訓練所では、イスタンブルに来る途中アナスタスィアを助けてアンドレがぶじ入隊できた。 だが彼は名前を偽っていた。  彼が入隊した本当の目的とは何だろう? 尋問が終えた後アナスタスィアはムスタファ皇子たちが逃げた秘密の道を探しに行く。だがそこにはあのジェンネトが男性と会っていた。 気づかれたアナスタスィアはジェンネトに問い詰められ「あなたをさがしにきた」とごまかす。彼女は抜け道から逃げ出そうと思ったに違いない。 とっさに「家族に書いた手紙を送りたいので見たもらいたかった」という。もちろんじゃんねとにはよめないので、手紙を彼女に返し、 「家族はいないのよ、過去もないわ。忘れるのよ」 と冷たく言う。 するとアナスタスィアはジェンネトが男性と会っていたことをみんなに話すと脅かし、彼女と友達になろうとする。そして手紙を家族に送ってほしいともう一度頼むが、さてジェンネトはどうするのだろうか? 

トルコ至宝展特別番組 「木村文乃 至宝が誘う悠久のイスタンブルへ」再放送

木村文乃さんがアンバサダーを務める、トルコ至宝展とイスタンブルを紹介する番組を観ました! 4月トルコ至宝展を見に行った時のことを思い出しました。トルコのイスタンブルなんだか昔に比べて小ぎれい?な感じがしますね。アヤソフィアにあんなにシャンダリエがあったかしらと思うほどの数が光ってます。もとキリスト教の教会だったアヤソフィアの中はそういう意味でなにか異なった雰囲気が感じられます。 皇帝の大広間の天井がすご~~~く高いのには少しびっくりしました。ドラマでは天井を見せないので、あの奥行きはやはり実際にトプカプに行かないとわからないんだろうなあ・・・行ってみたいです!! 皇帝の食べていた食事もすごかったです。トルコ料理と言えばトマトベースの料理を思い浮かべてしまうのですが、当時まだトマトはトルコでは使われていなかったんですね。びっくり! ふんだんのフルーツや果実や、木の実を使った肉料理やスープはヘルシーですね。フルーツの甘みが日本の方の味覚に合うかもしれませんね。私たちは料理の中に砂糖を入れることがありますが、私がよくごちそうになったトルコの家庭料理では、スイート以外には入れてありませんでした。トルコの方に料理を出したとき、ケチャップの甘さにも甘いって反応するぐらいおかずの中に甘みを入れると喜ばれなかったです。オスマン帝国のスレイマンの時代は違っていたのを聞いて親近感が増しました。 ところで 山田虎次郎さんがイスタンブルで開いていた中村商店で買ったという竹細工のほどこされた鏡がどるまばふちぇにありました。シンプルで確かに素晴らしいものですね。竹の香りがなつかしいかんじを与えます。そういえば裏の竹やぶにはタケノコがたくさんはえていましたが、今はかなり縮小してしまって、大きく高くまっすぐ育った竹もかわいそうにとても窮屈そうです。 トルコでは竹をあまりみたことはありませんでしたが、ドルマバフチェにあるのはびっくりです。ドルマバフチェと言えば西洋式の文化を取り入れた館として知られているだけに、鏡のほかにもハトのつがいと花の絵を描いた大きな花瓶やら、パリ博覧会で手に入れたという日本の品々が飾ってあるところは特に印象に残りました。 当時日本は頑張ってヨーロッパへ輸出しようとしていたのですね。西洋人のこのみを取り入れた飾り用の花瓶には、日本の当時のみなぎるエネルギーを

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ 3話 あらすじ  シーズン1

猫を捕まえようとそこへ登ろうとすると急に壁が開く。 あれ?これはヒュッレムの妃の扉なのかと思いきや、それは秘密の花園に向かう道だった。 通路のむこうに光が見えた。そこに出れば宮殿の外にいけると思ってよろこぶアナスタスィア。でもそこは外ではなかった。以前アフメトがムスタファ兄とよく遊んでいた秘密の庭だった。 彼女は何とか逃げ出そうとあたりを見て回るが、なんせその庭話とても高いと事になったので飛び降りれそうになかった。 それでも小さな窓に上ろうとし始める。そこへアフメトがやってきて何をしているのかと尋ねる。アナスタスィアはここから逃がしてほしいと頼む。 彼女は今までのことを皇帝は少女の心臓を食べてしまうと話すと、彼は彼女にバフティとなのった。こうしてこれからの15年人生を共にする二人が出会った アフメト皇帝は母后のところにお礼にあいさつにいく。アナスタスィアを見つけてつれてきてくれたからだ。 母后は準備ができてから彼に会わせようとしたのだ。彼女は 「何をやってもそれはすべてアフメトのためだということを忘れないで」 と念を押す。 本当にそうだろうか?アフメトはもちろん母后を信じていた。生母ハンダンはそう思っていなかったが・・・ アナスタスィアは憂鬱そうだ。それをみて生母ハンダンは 「かわいそうに、何か月も彼女はハレムで持たないでしょう。彼女を私の許可なくアフメトの部屋に通してはダメよ。もちろんほかのどの女性もね」 と宦官に命じ、彼女のお眼鏡にかなったものを探し始めた。ハンダンは孫が欲しかったのだ。 その夜お楽しみ会が開かれたが、当のアフメトは上の空だ。アフメトは拒否して部屋を出ていき、ライオンを見に行く。 ライオンに再度彼は挑戦した。 「私は残虐者にならない。私は残虐者にならない」 と自分にいいきかせながらアフメトは一歩ずつライオンに近づく。するとライオンはいきなりおそいかかり、アフメトは倒れけがをした。ライオンの鎖が外れていたのだった。ライオンは忠実なデルヴィシュによって撃ち殺された。その後、かれがよく見ると鎖は何もかによって切られていたことをはっけんする。 アフメトは確かに狙われている! 「誰かしら」 とハンダンは心配のあまりデルヴィシュに尋ねると、彼は 「私は毒に警戒していましたがライオンの鎖だったとは・・・」 と当惑していた。かれにも犯人の

イオンでやすく買い物するには? オートチャージ+ワオンか 楽天デビット+WAON POINTカード

イオンカードを申請しました。今までイオンのデビット・キャッシュカード一体型のJCBを使っていました。 これはとても便利なカードです。イオンカードセレクトとほぼ同じ機能があります。イオンカードセレクトだと イオン銀行Myステージのイオン銀行スコア配点で30ポイント多くつくと思って申し込んだのですが、今見たらとんだ間違いをしてしまったことに気づきました。30ポイントはイオン ゴールド カードセレクトじゃないとだめでなようです。 ということはデビット・キャッシュカード一体型のJCBと何も変わりがないということになります。 かなりショック・・・ 6月3日にネットからもうし込みしたところ今日9日のお昼に電話がかかってきました。 確認の電話で住所とか仕事とか聞かれた後、「ではお送りしますね」と言われびっくりしました。実は通ると思っていなかったんです。 低所得だとなかなか通りにくいと聞きましたが・・・ そして今日6月22日に佐川急便で届きました。(ちなみにきのう発送したというメールもいただきました。) イオンのお店によく買い物にいく方ならがデビットキャッシュカード(JCB)でもイオンカードセレクト(JCB)でもほとんどおんなじメリットがたくさんあります。 ワオンで支払えるお店はオートチャージしてワオンで支払うほうがいいです。 2018年に4月大幅にポイント制度が変わました。均一0.5ポイントつきます。 そして7月からなんとワオンポイントが200円で2ポイントになります。今までは200円で1ポイントだったのです。(4月からは試験的に2ポイントでした、今もね^^) でもたぶんこれからはワオン支払いだと1%割引になるんですね。そして デビット・キャッシュカード一体型(JCB)とイオンカードセレクト(JCB)だとさらにオートチャージで。0.5ポイントつきますから合計1.5%の割引です 。すごい! もう一つ1.5ポイントつく方法があります。例えば楽天のデビットカードを使ってイオンで買い物をするとだと1%の楽天ポイントが付きます。さらにピンク色のWAON POINTカードと言うのがイオンの店頭に置いてあるのを見かけませんか。このカードは0.5ポイントつきます。ので このピンクのカードと楽天デビットカードと 一緒に出す、とこれも合計で1.5%割引になる

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ 2話の3(1の4)あらすじ ヒュッレムから受け継がれたグリーンの指輪

アナスタスィアはハマムに連れていかれ、そしてサフィイェ(サフィエ)の元へ連れていかれる。ブルーの衣装だが慣れていないせいか歩くのがなんともぎこちない。 ジェンネトは尋ねる。 「サフィイェは世界で一番強い女性です。決して目をみてはいけない。静かにしていなさい。名前を聞かれたらハティジェと丁寧に答えるのよ。絶対質問しないで。」 外では食事の準備をして並んでいる侍女たちが待っていた。そこでアナスタスィアも待つことになる。なぜ待っているのと聞くが答えない。しばらく緊張した様子でみんなが待っていると部屋の中から猫が出てくる。 「猫の鳴き声が入ってもよい」という合図なのかと思ったら、宦官が中の様子を必死に探っているようだ。すると中から笑い声が聞こえてくる、宦官は「わあ今日は機嫌がおよろしいようでよかった」と言ってみんなに入るよう指示する。 みんなはサフィイェの期限をうかがっていたのだ。どうもサフイェはミセスマーケットみたいな人らしい。 朝起きたようだ。手を洗い髪の毛を整え、服を着替えコーヒーを飲む。なんでも侍女がやる。健康なのにサフィイェは自分の手で服を髪をとかさないのだ。 そしてヒュッレムのグリーンの指輪をはめる。ヒュッレムの遺体から盗まれファフリィエを死に追いやったこのグリーンの指輪は、前皇帝妃ヌールバーヌの手に渡り今ではその嫁のサーフィイェの指にはめられていた。 そして アナスタスィアがきたと知らせられる。サフィイェの前に立たされるアナスタスィア! 「なんて新鮮で赤いのと彼女は満足そうだ。名前なんと聞かれると「アナスタスィア」と答え「母后よ、どうか家へ戻してください」と必死で頼むと、彼女は「つまり名前はハティジェをつけたのね」とジェンネトに「この月のかけらのような美しい娘にもっといいなまえはなかったの?マフビカルとするように」 「ちょっと前までハティジェ、その前はアナスタスィア、今はマフビカルよ、名前が変われば人生が変わるよ」 それでも「私はアナスタスィアよ」と繰り返す。名前は大事だ。すると母后は 「よく聞いて、はあなたへの初の忠告よ、一人の女性は一生に名前に数回代わるわ。その新しい名前ごとに新しいステージに進むのよ。子供になる、女性になる、母になる。そしてスルタンにさえなる。大事なのはどの形容を持つ名前を保つかだわ。あなたにとても素敵な未来

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~シーズン1 2話前半あらすじ、皇帝の母対皇帝の祖母! 

御前会議に参加するアフメト。 宰相たちがエジプトやヨーロッパなど情勢について報告する。 兵士たちの給付金をすぐに払わない理由のわからなかったアフメトは待たずにすぐ払うように言うが、書記長は国家の財政状況を説明する。 この当時帝国の国庫は緊迫していたようだ。それもアフメトの父と祖父が領土拡大もせず浪費をしたかららしい。(領土拡大が良いか悪いかはこっちへ置いといて、とにか兵士たちが潤うためには戦争で勝つほかなかった) アフメトは母后に御前会議で感じたことを語り始めた。戦争、反乱、国庫の状態を知り、彼は自己嫌悪に陥っていた。母后は「もちろん問題はありますが、私はあなたのそばにいます。どうにかもんだいをかいけつしていけるでしょう」と慰める。 アフメトはスレイマン大帝のことを思い出していた。スレイマン大帝のように戦争で勝利し続けることはなかなかできない。でも母后は 「より素晴らしい統治者になるでしょう」と根拠もなく彼を勇気づける。 母后は何も方法を示していない。ただ彼女はアフメトの弟をどうするとか後継者どうかとか考えるだけだ。それでは国が窮乏するのも無理はないと思う。 ところでアナツタスィアは今どこだろう?彼女はまだ道の途中だ。 今一行は水場で休憩をしている。アナスタスィアは森で助けてくれたアンドレと話している。ここで2人はお別れのようだ。 アンドレは「イスタンブルでまたあうことができるかもしれない」というが、アナスタスィアはなぜ彼がオーストリアから逃げ出し、ここにいるのか不思議でたまらなかった。 そこでかの女が理由を尋ねると「後で話す」というアンドレ。「私には後がないのよ、彼らは私を誘拐したの、バルバロイたちが!」 あんどれ:「なぜにげないのかい?」 アナスタスィア:「どうやって逃げるというの?」 アンドレ:「俺が手を貸すよ、何日か後で我々もイスタンブルにつく。俺はイエニチェリの一員になる。そのあとで・・・」 アナスタスィア:「私はあなたを見つけることはできないわ、今助けて!」 アンドレ:「あなたは逃げて家族の元へ戻りたいのだね。私も自分の家族を探すためにきたんだ」 (あれ?アンドレは家族と離れ離れになっちゃったみたいだ) アナスタスィア「あなたが私を見つけて、探してそして助けて、約束よ!助けて約束して!」

ライオンは相手の目を見て獲物を捕まえる! 

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母后ハフサ(スレイマンの母)の兄弟として登場したサーヒプ・ギライから11番目のクリミア王にあたるのが、続編に出てくるメフメト・ギライだよ。 11代も後なの?確かスルタンアフメトはスレイマンのまごの孫にあたるってこの間いってたから、4代後よね?

兄弟殺しのきまりを変えたアフメト皇帝はえらい!オスマン帝国外伝キョセムを語るプチ会

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やあアフメト皇帝いいね あらなぜ? だって規則を破って弟を助けたじゃん!これってすごいことだよ! ええほんとによかったわ、オスマン帝国外伝シーズン4でも兄弟の争いがメインテーマだったものね そうなんだよね、かなしいことに でもセリム2世の息子たちはどうなったのかしら? 実はどうも彼らもムラト3世以外なくなってるんだよ え?そうなのね。 ムラトの息子たちはも続編キョセムでみたとおりころされちゃったもんね そうなるとこの悪い規則をやめたアフメト皇帝はほんとにいい人で勇気があったのね うんそう思うよ!このドラマをみるまではアフメト皇帝のことをよく知らなかったけど、ふんとに人間らしいひとだったよね。前はオスハンベイがいいなあって何となくおもってたけど、今日からアフメト皇帝にする!オスマン皇帝の中でいちばんだね! でも政治や外交面ではどうだったのかしら? それはねえ・・・母后や母やアナスタスィアことキョセムがリードしていったみたいだね、なんたってこの時代は女性の時代って言えるほどm女性たちの政治の遺体する力が強かったから・・・ では統治者の皇帝としてはあんまり優れていたとは言えないのね? うん、まあ、でもやさしく芸術を好む方だったみたいだよ

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の1話後半 アフメト皇帝 弟ムスタファを許す!

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皇帝の即位 サフィエ母后にあいさつをして衣服を整えスルタンアフメトは皇位継承の式に向かう。 そして扉が開かれ、 「控えよスルタンアフメトハンハズレトレリ」 と高らかに新スルタンの登場を伝える声が響く。 扉の向こうには大宰相、宰相、イスラム長老、イェニチェリの兵士たちそしてギライの息子たち等々が新皇帝を待ち構えていた。 みんなが礼をしたまま、アフメト新皇帝の御言葉を待っている。 ところがアフメットは扉のところで立ちすくんでしまう。 一瞬の沈黙の後彼は 「閉めよ」と命じる。 こんなことがあるのだろうかと閉じられた扉に驚く家来たち。 付き人の一人が「大丈夫ですか」と尋ねると 「水、水」と水を求めるアフメト。 彼は緊張しすぎて息もできない様子だ。 「なぜしまったのかしら、なぜアフメトは外へ出てこないのかと遠くから見つめる母親が心配のあまり声を出す。 水を飲み干すと付き人が彼に向かって言う 「あなたはこの世界で神の影である。 もうすでに7州の統治者であり、4大陸の王であるスルタンアフメトなのですよ。 あなたは昼で私たちは夜です。 あなたは水で私たちは乾いた土です。 あなたはライオンであり私たちは羊です。 今はあなたの太陽が昇るまさにその時です。 河の流れのようにライオンのように吠えるべき時です」 と励ますと、アフメトの顔はしゃんとした。 付き人に分かったというように頷く。 そして再びドアが開けられ、みんなはあんしんする。 たよりなく歩きみんなの前に立つアフメトそして玉座に座る。 するとみんなあいさつが始まる。 信頼あるムトゥフィ・ムスタファが祝福のドゥアーをする。 カシム・パシャ、クリミア国の王子たちのシャーヒン・ギライとトメフメト・ギライ兄弟、宰相メフメトパシャ・・・ というようにあいさつが続く。 ギライの息子たちがパシャに尋ねる。 「皇帝は弟の命を奪うための命令を望みましたか?」宰相は 「イスラム長老に尋ねなければなりません」 シャーヒンは 「規則は明らかだ。もちろんそれを望むだろう。ムスタファ皇子の命を奪うことを望むだろう」 宰相:「そのとおりですね。うたがいの余地はありません。さもなければ皇位は1か月以内に灰と化すでしょうから」 どうやらみんなの注目は弟ムスタファのことみたいだ。 アフメトは正義の塔を見上げる。 そこには弟ムスタファが

エカテリーナ2話から エカテリーナはキャサリン?

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2話では、ついにエカテリーナって名前をもらって、婚約も決まったね! そうね、婚約できてよかったわ。だって彼女はのぞんでたでしょう? えっ、そうなの?ところエカテリーナは女帝エリザヴェータのお母さんの名前だったんだね

新・オスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~ シーズン1の1話 スルタン‥アフメト誕生!

かわいい小さな子供が窓から外を眺めている。「」の中はアフメトのナレート。 「私はアフメト スルタン、メフメトとハンダン・スルタンの息子。スルタン・スレイマンのご逝去後24年たってこの世に生まれたアフメトでだ。マニサで多くの愛情と平和と静けさの中で子供時代の5年間を過ごした。   それから全世界の首都、イスタンブルに私を連れてきた。   父上が皇位につき、世界の統治者となったからだ。 祝福の日だと思った。しかし喜びは束の間、父上は我々を正義の塔に上らせるよう命じた。」   そこで兄と二人で正義の塔にのぼるアフメト。彼のナレートは続く。 「はなしに聞いた王子たちの幸せなんてまっかな嘘だった。 私たちは皇位につくかあるいは殺されるかだった。 その日まで私たちは痛みと悲しみと今日の中で生きるのだった。」 皇太子は正義の塔から外を眺めると、下には列を組んだ棺の数々が運ばれていくのが見えた。   「ある皇子が皇位につくと、皇位を脅かさないようにとほかの皇子たちの命を取るとのことだ。」   それを見て凍り付いたのはアフメトだけではなかった。 アフメトの兄もそこでその様子を見ていた。なんとも悲惨な光景だった。  ほかでもない、彼らの叔父たちがの棺なのだから。 「規則できまっているとのことだ」 アフメトは兄に走り寄ろうとするが、この規則を知り怖くてあとさずりする。すると兄は彼を抱きしめた。 「わかったことはどんな規則でも純粋な心からの愛に対しては何もできないということだ。」 (兄の愛をアフメトは感じた) そして兄は 「私はあなたに誓う。もしもいつか皇位についてたしても、決して父上のようになならない。決したあなたの命を取ることはしない」 とアフメトにいう。 「その時、私は逃げ去りたかった・・・ だが父上のしていることをみようとした。人々が望んでいることはこれなのだと心に刻むために・・・ 海の上で漂う船のような19の棺を・・ 私はそれを決して忘れることができない」 シーンは時が少したち、大きくなったアフメトと兄の2人が木刀で遊んでいる。だがナレートは続く 「けれども兄マフムトは忘れたようだ。ハレムの壁の冷たい壁の中で窮屈な思いをしていた。彼は目には見えない秘密の場所に私を呼んだ。忘却の庭に・・・ 「私たちはそこでのみ、私たちを待っている将

オスマン帝国外伝からオスマン帝国外伝~影の女帝 キョセム~まで何が起こったの?

オスマン帝国外伝の続編「オスマン帝国外伝 キョセム」がトルコでは2015年から2017年にかけて放送されました。アフメド1世の妻 キョセムのお話です。 アフメド1世はスレイマンの玄孫(孫の孫)に当たります。 ところでスレイマン大帝の後オスマン帝国の皇帝はどうなっていったんでしょうか? オスマン帝国外伝のエピソード139にあるようにセリムが皇位を継ぎました。1566年9月7日のことです。スレイマン大帝の後を継いだセリム2世彼の統治期間は短く8年間で幕を閉じます。あれだけ頑張って得た地位でしたのに・・。 セリム2世は遠征には一度も逝きませんでした。その代わり大宰相のソコルルが頑張ってました。そのソコルルはムラトの時代も大宰相として国を引っ張って行きましたが、暗殺されてしまいます。 その次に皇位を継いだのは、孫のムラト3世です。エピソード139にも出てきていましたよ。ミフリマーフが何とか取り込もうとしていたあのムラトです。 彼の妻はサーフィイェですが、その方も最後のところでちょっと出ていました。ヌールバーヌの同郷で彼女と対等にやりあっていました。 ドラマではミフリマーフが彼女をムラトに送ったということですが、その経緯は実際に定かではありません。ヌールバーヌーは母后として権力を握ります。 サフィイェには強敵ハンダンがいました。 ムラト3世はドラマでは聡明で弓矢のうまい勇敢な人物に描かれていましたが、21年間の在位の間、政治はソコルル大宰相 ( 1579年 死亡)やヌールバーヌ母后(1583年死亡)やサーフィイェ皇帝妃( 1619年死亡) に任せて、自分は積極的に政治には参加せず、浪費ばかりしていましたので、国庫が傾き始めたともいわれています。 そのムラト3世が1595年に亡くなります。 この死は悲劇を伴いました。 なぜなら彼の跡を継いだのはオスマン帝国外伝最終話でサーフィイエが身ごもっていた男の子メフメドでしした。 サフィーイェも母后になったんですね。 でもここでんちょこっと変なことがあります。 メフメドは1566年5月に生まれているんです。スレイマン大帝が亡くなったのは1566年の9月ですから、スレイマンが生存中にこの子は産まれていたはずなんですがドラマではまだおなかの中でした。 と

オスマン帝国外伝シーズン4あらすじ 93話後半・ファイナル エピソード139の5 スレイマンの死・最後の言葉は?

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シゲトヴァー ルでは包囲戦が開始されていた。 ソコルルが戦況を知らせると 「ソコルル、私に勝利について語れ」 と言った。 スレイマンは座っているのも苦しそうだ。早く戦争を終わらせたいのはよくわかるが敵もかなり強い。 立ち上がろうとすると足に痛みが走る。テントへ向かうスレイマン。

エカテリーナの母 【ヨハンナ】ってどんな人? ドイツのスパイになる!  エカテリーナ1話から

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ポーランド シュチェチン エカテリーナのお母さんのヨハンナさんはエカテリーナと一緒にロシアへやってきたが1話でスパイになることをよろこんで受け入れていたわ
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